摘み取りの目安

初めて来園される方から、「どういう実を採ったらいいの？」と聞かれることが多いので、摘み取りの目安を載せておきます。



①白い実、赤い実
まだまだ未熟で、とても硬く、酸味も強いため食用には向きません。誤って摘み取ってしまった場合は取り除いてください。

②青みがかり始めた実
青みがかり始めてはいるけれども赤みが残る実は、①と同様に酸味が強く、硬いため食用には向きません。また、まだこの段階ではブルーベリーの香りや甘さがほとんどありません。

③全体的に濃い青に染まった実
①、②と大きさはあまり変わらず、全体的に濃い青に染まった実。一見熟しているように見えますが、まだ酸味が強く残っているため、甘味をあまり感じません。ジャム用には向きますが、生食用には向きません。

④完熟した実
全体が濃い青に染まり、他の未熟な実に比べひと回り大きく膨らんでいます。当園の品種では完熟した実の大きさは、１．２センチ～１．５センチほどで、大きいものでは２センチ近くにもなります。この段階までいくと、酸味と甘味のバランスがちょうど良くなり、ブルーベリー本来の味が楽しめます。


③の段階で摘み取ってしまう方が多く、樹の表面にはあまり④の完熟した実が残っていることは少ないですが、枝の下や樹の中のほうには完熟した実が残っていることが多いです。いい実が残ってないなと思っても、しゃがみ込むなどして姿勢を低くしてみると完熟した美味しい実が見つかるかもしれません。
完熟した実を見極めるのは簡単なことではありませんが、試食しながら探してみてください！